
ガルーチ 令奈
経歴 1996年福岡生まれ。 2012年スロバキア国立バレエ学校へ短期留学。 2014年スカラシップでアメリカ合衆国コネチカット州のバレエ団(Mystic Ballet2)に入団。 そこでコンテンポラリーダンスに出会い本格的に学びたいと思い、翌年ドイツミュンヘンのバレエ学校(Munich International Ballet School) において現地で活躍するダンサーや指導者からクラシックバレエ、ヴァリエーション、コンテンポラリーダンス、キャラクター、ジャズ、 ヒップホップ等のあらゆるジャンルのダンスを学ぶ。同年、ウィーンの国際コンクールにてコンテンポラリーダンス個人2位、グループ1位を受賞。 ハンガリー国立バレエ団の元プリンシパルより特別映像賞を授与され、作品の撮影のためハンガリーへ招待を受ける。 翌年、チェコのバレエ団(South Bohemian Theater)に研修生として入団。2年目の公演中に3mの高さから転落し、大怪我をする。 チェコやドイツで治療を試みるが、復帰には至らず、治療のため日本へ帰国し9ヶ月間の苦しい治療を乗り越え、完治。 2018年にドイツのブレーマーハーフェン州立劇場バレエ(Stadttheater Bremerhaven)のディレクターから急遽代役として依頼され出演したところ実力が認められ正団員として入団。 プロのダンサーとしてバレエやオペラの舞台に数多く出演。 若手振付家による公演にて自身のグループ作品を発表し高い評価を受ける。 2019年よりメインキャラクターに抜擢され、「火の鳥」の悪役ババヤ等多くの舞台にて活躍する。 2020年海外で学んだ経験を活かし、自分独自のパフォーマンスを実現するため日本を拠点に活動することを決断し、惜しまれながらもバレエ団を退団。 日本に帰国後、東京2020開会式にダンサーとして出演。 現在はコンテンポラリーダンサー、指導者、振付家、ダンサーモデルとして活動中。
主な出演作品 2007年 日本 くるみ割り人形(クララ役) 2013年 日本 パキータ(パキータ役) 2014年 日本 グランパクラシック(グランパドドゥ) 2014年 日本 蝶々夫人(蝶々夫人役) 2014年~2015年 アメリカのバレエ団(Mystic Ballet) ・NOTTOBE ・くるみ割り人形 ・シンデレラ(先生役)他 2015年 アメリカ ニューヨーク APAP 2015年 ドイツ ミュンヘンのバレエ団(Ballet Classic Munich)にて火の鳥(コールド) 2016年~2018年 チェコのバレエ団(SouthBohemian Ballet) ・シェイクスピア&ストラビンスキー ・ヴァルモルト ・美女と野獣 ・クロニカジ ・ミカド(オペラ) ・世界遺産の町クルムロフ 野外公演 2018年~2020年 ドイツ ブレーマーハーフェンのバレエ団(Stadttheater Bremerhaven) ・真夏の夜の夢(ヒッポリタ女王役) ・オンザロード ・バレエガラ2019 ・エゴズーミング若手振付家 ・マリアデブエノスアイレス ・キャバレー(オペラ) ・火の鳥(悪役ババヤガ) ・ボルト ・ファイヤーウォークスミュージック ・モンテクリスト(オペラ) 2021年 東京2020 開会式 出演 主な振付作品 2015年 アメリカのバレエ団(Mystic Ballet)にて、グループ作品「Piero」 2016年 NAMUE課題曲2 2019年 ドイツのバレエ団(Stadttheater Bremerhaven)にて、グループ作品「Who knows…」 2019年 福岡のバレエスタジオにて4名にコンテンポラリーソロを振付指導。 2名が韓国のコンクールで1位、3位を受賞。